CHARACTERS-01(キャラクターズ-01)

モノが売れない時代、「売れているキャラクター」を採用することで20%売り上げがアップするという統計がある。結果 、キャラクターが街中にあふれ、同じキャラクターが、クルマからキャンディにいたるまで登場。そして家にいてもどこかへ出かけても、同じキャラクターが微笑んでくれている。そのキャラクターが好きな人には、とてもうれしい事には違いないのだが、僕はこう思う。キャラクターがかわいそうだと。もともと、キャラクターたちは、なんのために生まれたのだろうか? 制作者は、どんな想いをキャラクターに託していたのだろうか?そんな風に考えて見ると、いったん制作者の手を離れたキャラクターたちは、商業という視点だけで使用され、本来の意図から想像もつかないモノにまで登場しているってことはないのだろうか? なんでもかんでも「カワイイ」というだけで購買意欲をそそっていないか? 反対に「カワイイ」だけで、買っている自分がいるんじゃないか。少なくとも僕の手から生まれたキャラクターはキャラクターたちのアイデンティティを大切にしたいし、そのアイデンティティを理解していただくところからコミュニケーションをスタートしたいと思っている。

 

東京ストリート・ポップ・カルチャ

原宿ストリートを埋め尽くす若者たち。彼女たちは、けっしてカタチだけでなく、自分なりのこだわりをもって、驚くほど自由に、そして自然に「メタモルフォーゼ」した。大げさかもしれないが、20世紀に生きた人は「彼女たちの自由さ」への嫉妬から「何を考えているかわからない」とか「まあ、ひとつのブームだな」と21世紀の文化を積極的に認めようとしない。集団でモノを考える時代は終わり、一人ひとりの価値観を尊重する時代。まず、自分って何なのか、自分のしたいことって何なのか、手探りで「自分さがし」するところからコミュニケーションすることが大切である。それをしっかり見せてくれている彼女たちは、とってもホジティブで魅力的だと思う。

 

「豊か」な海の魚たち

私たちの家庭から出る生活雑廃水が東京湾に流れ込む汚水のナンバー1であることから、やたら環境にやさしい「石鹸」「洗剤」などが宣伝されるようになった。また、一方で、東京湾でとれた魚「江戸前寿司」をおいしそうに食べて、東京湾が生きていることを証明したりしている。その東京湾にはどのくらいの生物がいるんだろうか?魚に限った数字でも271種、そして貝やエビを加えると592種類。また種類だけでなく、量 はというと実に5万トンの魚が住んでいるとみられている。東京湾のイメージを聞くと、「きたない」「臭い」「ゴミの埋め立て地」「魚の住めない海」・・・とずいぶん悪い印象がついてまわるが、こうした数字から人間にとって(鳥たちにとっても)いかに豊かでめぐまれた海かということがわかる。僕は、単に数字や実物で東京湾を語るのではなく、「いかに豊かで生命にあふれているか」をイメージ(表現)することで、思いやりの気持ちをもって、東京湾を守っていく子供たちが増えることを願う。

グッバイ・ジミー

日本を代表するのカントリーシンガー、ジミー時田さんが昨年お亡くなりになった。ジミーさんの好きだったバーボンをセットにして創作。葬儀のとき奥様に渡した額のスケッチです。

どこまでも自由なドルフィン

従来より「ドルフィン」は、東京国際大学のシンボルとされてきた。そして今年度(21世紀にむけて)キャラクター化することにより、国際性や海外留学の大切さを広くメッセージしようということになった。海洋性の哺乳類で高度な知能をもった生物、イルカ。世界各国の海に生息し国境を越えて自由に回遊する様子は、僕たちにとって、何事にも変えがたい「癒し」である。人間との親しみやすさの点でヒーリングを目的としたアニマルセラピーとして実績を上げ、近年とくに注目が高まっているのもわかる気もする。いままでに数多くのイルカがキャラクター化されていることから、オリジナリティであることはもちろんだが、とくにキャラクター開発上留意した点は、

●だれでも描ける親しみやすさがあること。

●自由度の高いデサインで様々な表情をもつことができることであった。

「ふつう丸くなっている口の先端を四角にしたことが東京国際大学のオリジナルであり、ルールである。だからどんな種類(姿がかなり異なった)のドルフィンでも対応できるのだ。」

※クリックすると大きな画像でご覧いただけます。

創造出会い

「銀座5番街」という雑誌を発行されている木村さんから、あたらしく創刊する雑誌の表紙デザインを依頼された。「創造出会い」というタイトルからわかるように、いろんな「ひと」が出会うことを目的にした雑誌である。そのイメージスケッチを描いた。

がんばれママ

「赤ちゃんのためにすぐ使う本」(リクルート発行の通 販情報誌)の読者の中から「自分たちの意見をストレートに本紙に反映させたい」と手を挙げてくれたママたちが、赤ちゃんグッツを開発。それを「ママ開発隊」という。そして、ついにメーカーとタイアップしたオリジナル開発商品を、今秋から販売開始。その商品のプロモーション、タグやパッケージの「マーク」を開発しました。すべてメーカーまかせにせず、あくまでも赤ちゃんにとって必要なグッツを一生懸命研究・開発されるママたちの姿は感動します。そんな、やさしく、あたたかいママの背中から、ちょっと顔を覗かせている赤ちゃんをイメージして「マーク」を考えました。これからも、積極的にママたちの子育てを応援していきます。

ママが本当にほしいものを作ろう。育児便利グッズ開発プロジェクト。開発の中心は、小さな赤ちゃんを持つママたち。毎日の育児の中で、どんなグッズがあれば悩みが解決できるのかをアイデアを出し合って商品化します。オリジナルの商品は「市販品にはない便利さ」と大好評です。ママ隊開発商品は「赤ちゃんのためにすぐ使う本」の通信販売のほかトイザらス各店やのジャスコの店舗で購入できます。

赤ちゃんのためにすぐ使う本

「ママ開発隊」=mamatai

バード新書

山梨学院大学出版にて「BIRD新書」創刊における装丁、ロゴマークを手掛ける。

わんわん

目の不自由な方から、テニスのグループでユニホームを作るのでデザインしてほしいと頼まれた。将来的には、刺繍で制作したいと思っている。

鶴・マーク

会員制CLUB『鶴』のシンボルマークとしての制作。

KIYOTO-BIRD

ジャズ ベーシストの藤原清登さんがBIRDの仲間入り。

モスラ?

一葉(愛娘)と「モスラ」のビデオを観た。興奮した一葉が、スケッチブックをもってきて何やら描きはじめた。ごめんなさい、これは娘の作品です。BIRDより人気?

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